今まで読んできたIT関係の本
誰向けでもない、個人的な振り返り。思い出せる限りにおいて読んだ順に箇条書きしていく。
数えてみたら33冊だった。もっと読んでた気はするが、まあええか。
いちばんやさしい Python入門教室
一番初めに購入したIT本。今から振り返るとそんなに質の良い本でもないが、ここからプログラミングに魅了され、読んでる途中に退職を決意し、職業訓練校への入校申請を届けに車を走らせた。
ハッカーと画家
次に読んだ本。古本屋にて10円ぐらいで投げ売りされていたのを何気なく購入したが、この時のおれは有名な本だとは知らなかった。
この本のおかげで(せいで?)CとJavaがおそろしく厄介な言語という思想を植え付けられた。わりとすぐに「動的型付け言語こわい」になってたが。
キタミ式イラストIT塾 基本情報技術者
職業訓練校のテキストとして配布されたので、読んでたのは2017年度版のはず。
だいぶうろ覚えだが以下のような寸劇マンガが描かれており、ここで初めて効率の良いアルゴリズムや計算量の概念を知った気がする。
『1から100までの数の和を計算するプログラムを書け』
キノコくん「1から100までの数を全部プログラムに書けば簡単じゃん」
タケノコくん「あほかお前。こういうときはforループを使うんだよ」
先生「まあ模範解答は等差数列の和の公式を使うことなんですがね」
余談だが、forループのおかげで人生で初めてΣと∏の意味を理解できた。こんなおれが今ではドローンの緯度・経度・高度を計算したり、クォータニオンを使って三次元回転させたりしているのだから、人生とは不可思議である。
リーダブルコード
適当に「プログラマ 初心者向け 本」でググってヒットした本。キャリア初期の段階でこれを読めたのは運が良かった。
プログラマのための論理パズル
職業訓練の講師の方にお借りした。解答にて定番のアルゴリズムとデータ構造を紹介している本(だったはず)。
電車の中で読んでたが、あまりの難しさに一人で絶望していた。まあわりと早い時期にこういう世界に触れられたのは良かったと思う。
なれる!SE
技術書じゃなくてラノベ。作者がIT業界で味わった苦渋をこれでもかと練り込んでいるので、描写がやけに生々しい。
痛快! コンピュータ学
筆者はTRONの人。情報工学の概観をさらっと学べる入門書。
ページ数のわりにはスラスラ読める文章なので、IT初心者にめちゃくちゃおすすめできる。
思考する機械 コンピュータ
『痛快! コンピュータ学』と似たような入門書。こちらも非常におすすめ。
新・標準プログラマーズライブラリ C言語 ポインタ完全制覇
「難しいのはポインタではなくてC言語の文法のほう」であることを見事に解説。おかげで当時苦しめられていたVC++に対して気が楽になった。
C++ - アンサイクロペディア
本ですらない。一年に一度は見返したくなる。ここまで天才的な名文はほとんどお目にかかれない。
組込みソフトウェア開発のための構造化プログラミング
良い意味でタイトル詐欺。組込みに関係なく、モジュール分離を考える上で非常にタメになる本だった気がする。
Webを支える技術
Web開発したことがない時期になぜか読んでいた本。
そのおかげで急にLaravelへのフレームワーク移行案件をふられても、PHPの文法とLaravelの思想を理解しさえすれば割りとなんとかなった覚えがある(いや、今見返すとクソコードになってるんだろうなきっと)。
Scheme手習い
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
RubyでつくるRuby
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
白と黒のとびら
小説。続編として『精霊の箱』、関連作として『自動人形の城』も。
「プログラマは呪文を唱える魔道士である」というのはよくある例えだが、それを鮮やかに物語に落とし込んでいる。
てか今調べたら二年も前に作者の新刊でてるじゃん。
プログラミングコンテストチャレンジブック 第2版
競技プログラミングをいっちょがみしていたころに読んだ。読んでもさっぱりわからなかった。むしろお世話になったのはけんちょん氏の解説ブログのほう。
実践Rust入門
重厚な解説本。Rustで抽象構文木を扱う際にとくに参考にした。
プログラミングの基礎
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
試して理解 Linuxのしくみ
2020年に読んだので改訂版じゃないほう。
カーネル/VM探検隊のイベントに参加申し込みしたはいいものの、おれのスキルではどうあがいても登壇者の話を理解できないと思い、せめてこの本だけでもと急いで読了した思い出。
アンダースタンディング コンピュテーション
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
コンピュータシステムの理論と実装
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
ゼロからのOS自作入門
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
Rubyで作る奇妙なプログラミング言語
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
ふつうのLinuxプログラミング 第2版
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
コンパイラ ー 原理と構造
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
インフラエンジニアの教科書2
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
Goプログラミング実践入門 標準ライブラリでゼロからWebアプリを作る
Webアプリを本格的に自作したくなったので購入。
これを参考にしてHerokuに喫煙者相互監視SNSを、GCPにしょぼいTwitterクローンをデプロイして運用した(もうどちらも公開終了してるけど)。
ゼロからはじめるLinuxサーバー構築・運用ガイド
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
と思ったが、たしか先述の自作Webアプリをどう公開するかといった観点で参考にしてた気がする。結局、あまり参考にならなかったような。
テスト駆動開発
感想文を書いたので、ここではとくに書くことはない。
詳解セキュリティコンテスト ~CTFで学ぶ脆弱性攻略の技術
ニートになって暇なのでCTFをいっちょがみしてた時期に読んだ。読んだと言っても解法のヒントを得るために辞書的に引いてたって感じだけど。
Goならわかるシステムプログラミング 第2版
会社内で行っている読書会の題材にしている(現在進行系)。年明けあたりで完了しそう。
低レイヤ関連の本はそこそこ読んできたつもりだが、それでもまだまだ難しい。
Kubernetesで実践するクラウドネイティブDevOps
インフラ弱者のおれが触れるのは、もちろんあまり重要でない部分だが、原理をほとんど理解できずにterraformやkubernetesを雰囲気で操作している。これはどう考えてもやべーので上司に相談したところ、この本をお勧めいただいたので購入。
忙しい合間をぬってちょっとずつ読み進めている。やや古めな情報が多いものの、DevOpsの概観が理解できてかなり良い本。
雑な感想の感想
忙しい時期は露骨に読書量減ってて笑う。