『高学歴貧困女子が読み解くピケティ』読んだ
『21世紀の資本』を読む気力も能力もないので。あと山形浩生がえらい絶賛してたから。
出版社ページ : https://www.kasakura.co.jp/ だけどこの本のページは存在しないっぽい。
雑な感想
- だいたい山形浩生の感想と一緒。こう書くのも烏滸がましいけど。
- 経済学なんもわからん上に30代にもなって世間音痴なおれにはこのくらいでちょうどいい難易度な本。
- 税金についての基礎知識や(2015年時点での)日本の経済状況なども記載されていてとても良い。
- 「資本収益率 > 経済成長率である限り経済格差は広がるばかりで社会がやばいので累進課税を進めろ」というのが『21世紀の資本』の内容らしい。
- 「戦争が発生したら戦費調達のため累進課税が強化されて格差が縮まる」ってあるけど、「戦争がないと格差が広がる」ってこと?(裏なので必ずしも真じゃないやろうけど。)
- 別の本とかで「とるべきところから税金をとれず、平民への負担がでかくなることで革命や戦争が起きる」みたいなことをよく聞く。
- えー、一応政治学徒やったのにまじで何を学んでたんやおれは。