『言語の本質』 読んだ
神林長平などの影響で言語学とか好き(知識はド素人レベル)だし、おれ自身プログラマとしてエディタ上に記号をゴリゴリ打ち込むという仕事をしているからか、タイトルに惹かれて買った。
本書のリンク : https://www.chuko.co.jp/shinsho/2023/05/102756.html
- 本書の終章がまとめとして優秀なので、自分でまとめる気にならない。
- ので、「超おもしろかった」というクソみたいな感想しか書けない。
- キーワードだけでも書いとくか。後でおれが何を学んだのか思い出せるように。
- 記号から記号へのメリーゴーランド by ハルナッド
- 記号接地問題
- 言語の大原則 by ホケット
- ガヴァガーイ問題 by クワイン
- アブダクション推論(仮説形成推論)
- 知識のブートストラッピング・サイクル
- 一応、本書は筆者らの研究業績を一般大衆向けにまとめたものでしかないので、提示された結論が事実というわけではないことに注意。根拠のある仮説止まり。
- 学習用データとかからではなくAI自身によって造語が作り出されたときが、次の段階のAIが誕生する瞬間かもしれないって思った。
- 本書にはやたらと「なぜ」が出てくる。朝永振一郎の例の言葉を思い出す。