『Linuxで動かしながら学ぶTCP/IPネットワーク入門』読んだ

前回読んだみかん本で解説されていない、かつ、よくわかっていない分野と言われてぱっと思いつくのは、最も身近な存在のネットワークである。

Kindleセールだかなにかで600円だったし、内容も手を動かしながら学習する感じ(ていうかタイトル見ればわかる)なのでこれを購入してみた。

https://blog.amedama.jp/entry/linux-tcpip-book

tcpdumpipncなどのコマンドを駆使していく。これらのコマンドの存在はまったく知らなかった。
環境としては、Vagrantで構築したUbuntu 20.04を使用した。

9章で紹介されている言葉がすごくいい。

「特定の分野におけるプロフェッショナルとは、その分野でひととおりの失敗を経験した人のことをいう」。

最近の記事の傾向からすると「基本情報の資格でも目指したほうが効率良いんじゃねえの」と突っ込まれるかもしれない。できればおれもそうしたいし参考書を2周ぐらいしたこともあるが、あれはだめだ。知識が身につく実感がまるでないのである。実際、ネットワーク用語の意味とか余裕で忘れていたし。
どこをどういたぶればコンピュータはバグるのか、手を動かして目で見るほうがいい。少なくともおれにはそっちのが合っている。補助輪なしのチャリを初めて操縦したとき、なんらかのテキスト情報を参照しただろうか。たぶんそれと似たような話だ。