OWASP BWAのセットアップ
OWASP BWA(Broken Web Applications)は、脆弱性を抱えたWebアプリを取り揃えているUbuntuベースの仮想マシンイメージ。情報セキュリティの学習に用いられる。
環境
- Windows10 1909(ホストOS)
- VirtualBox 6.1.14
- OWASP BWA 1.2(ゲストOS)
OWASP BWA のダウンロード
- https://sourceforge.net/projects/owaspbwa/files/1.2/ からダウンロード
- 残念ながら2015年から更新されていないプロジェクトのようだ
- ovaファイルが手軽
OWASP BWA のセットアップ
- ダウンロードしたovaファイルをダブルクリックすればVirtualBoxが立ち上がり、よしなにインポートしてくれる
- 設定はひとまずデフォルトでOK
- 仮想マシンを起動する前に、メニューバーの「設定」をクリック
- わかりやすくするため、名前を「owasp-bwa」に変更(任意)
- 「ネットワーク」の割当を「ホストオンリーアダプター」に変更する
- ホストOS(Windows10)とゲストOS(OWASP BWA)間のみでネットワークを構成するための設定。こうすればゲストOSと外部のインターネットは通信できないので、ゲストOSが自分以外のだれかに攻撃されることはなくなる。
- 起動後の画面ではIPアドレスが表示される
- ホストOSのブラウザからアクセスすると脆弱性を抱えたWebアプリの一覧が表示される