勝手にレビュー9 : B'zの6thアルバム『RUN』
数字と英語に苦しまされる日々。ああ、中学生時代にまで戻って理系としての道を歩みたい…。小学生までは国語や社会より、算数と理科のほうが得意だったというのに。
数字と英語に苦しまされる日々。ああ、中学生時代にまで戻って理系としての道を歩みたい…。小学生までは国語や社会より、算数と理科のほうが得意だったというのに。
今作からバックの演奏がより豪華絢爛になります。また、稲葉の歌詞が以前までの「子供が背伸びしたかのような作られた大人っぽさ」ではなく「本物の大人の喜怒哀楽」を帯びてきます。
前回の記事にも書いた通り、B’zは今作から従来のデジタルサウンド路線を抜け出し、イケイケロッケンロールな方角へと舵を切っていくことになります。
今作は完全新曲一切なし、全曲英詞という攻めた内容です。
派手なメロディが増え、前作よりさらに稲葉と松本の楽曲制作がこなれてきた印象を受けます。
皮肉を効かせた見方をすれば、より売れ線を意識したアルバムになっております。
それは去年の冬の出来事でした。